立ち上がる動作

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こんにちは!皆さんを運動+食事の二本柱で幸せにするオンリーワンボディです!
いつも読んでいただきありがとうございます!
夏の全国高校野球も、いよいよ大詰めですね。これが終わると、僕は「夏が終わったなぁ」と少し寂しくなります。

今日は、「立ち上がる動作」について。

【まっすぐ立つよりもダイナミックな動き】
「立ち上がる」という動作は、人間にとって、とても重要な姿勢変化の一つです。(※姿勢変化「立ち上がる」とは、座位から立位へと姿勢を変える運動で、重力による体の後方へかかる回転トルクに対抗するだけの力を発揮して行います。この際、支持基底面は狭くなり、重心は斜め上方へと移動します)ただまっすぐに「立っている」ときに比べて、複数の筋肉を同時に働かせることが必要になるので、ずっとダイナミックな動き(力強い動き)になります。
膝関節を伸ばす大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)、股関節を伸ばす大殿筋(おしりの筋肉)とハムストリングス(太ももの裏の筋肉)が主に働く筋肉となって、立ち上がる動作をリードするのが基本です。
立ち上がり動作は、筋肉の使い方によって大きく3つのパターンに分けられます。
1つ目は、イスに浅く座った状態から、上体をまっすぐ伸ばしたまま、主に膝を伸ばす動作だけで(大腿四頭筋だけを使って)立ち上がる方法です。両足で踏ん張りながらおしりと体をほぼ同時に持ち上げれるだけの膝を伸ばす筋力と運動能力が必要なため、この筋力がなければ難しい立ち上がり方になります。
2つ目は、いったん上体を前に倒し、重心も移動させてから主に大殿筋を使って立ち上がる方法です脊柱起立筋(背中の筋肉)と腹筋も同時に使います。これは普段我々が行っているもっとも一般的な立ち上がり方といえます。
3つ目は、膝を開いてしゃがんだり立ったりを繰り返す、いわゆるスクワット動作のなかでの立ち上がり方です。

以前勤めていた高齢者対象の運動施設では、3割くらいの方が、この一般的といわれている2つ目の立ち上がり方が出来なくなっていました。単純に大殿筋やハムストリングス、体幹筋の筋力低下、機能低下ももちろんですが、重心移動がうまくできなくなっているのです。
「歩く」「立ち上がる」「座る」この3つは人間の基本動作と言われています。この基本動作が出来なくなっている人が、ほんとに多くおられます。高齢者だけではなく、今の若い人たちにも言えることです。スマホを操作しながら下を向いたままダラダラ歩く、骨盤を後ろの思いっきり傾けてダラーっと座る、立ち上がるときもよろけながら立ち上がるなど・・・便利になり過ぎたがゆえに、現代人は、便利さと引き換えに本来ヒトがもっている身体機能を犠牲にしているのです。
話がそれてしまいましたが、何気ない動作でも疎かにせず、しっかりと自分の体を見つめなおしてみてください。